コケること

03.03

先日、保育園の講演会でのことでした。
講師の先生が、とても面白かったので書かせていただきますね。

 

最近の子供はこけ方を知らない

今の子供は、こけると手が出ないとか、顔をケガするとか聞いたことないですか??
うちの子に関しては、顔をケガしたことはないんですけど、保育に携わる方がおっしゃっているのだからそうなんだと思います。
では、なぜ転んだ時に顔をぶつけてしまうのか。
ただ単に、運動能力が落ちているだけではないと思います。


 

転んだことがない

 

転んだ時に、手が出ない・顔をぶつけてしまう。これは、単純にコケ慣れていないことが原因です。
今の世の中、安全が一番。問題が起きると責任を負わされないように、リスク要因はなるべく排除。生活では抗菌・除菌・無添加などなど、こういう言葉に弱くないですか。いかにも、体にいいように思えますよね。
でも、これは本当に人間を弱くしているんだと思います。
親は出来るだけ菌を排除し、子供が怪我をしないように配慮し、汚れないように土に触れさせない。
こうやって育てられた子供が大人になって、社会というジャングルに放り出されたときにどうなると思います??
まず、転ばないように外的要因を排除されてきたのですから、ちょっとした攻撃にも驚き立ち止まってしまいます。
だって、転んだことがないのですから。

 

考えることを知らない

 

つい、最近一緒に働いた青年はそんな子でした。大学も卒業して見た感じも好青年です。
が・・・・ 自分で考えることが全くできませんでした。そのスタッフが出社して、僕が他の仕事で出ていたら、指示する人がいないということで何をやっていいのか分からず帰ってしまいました。
すぐに、電話して「なんで帰ったの?」と聞くと「社長がいなかったのでかえりました。」  信じれます??これが、現実です。
全くと言っていいほど、自分で考えて仕事が出来ないんです。
そして、働き始めて1か月近くになって、LINEで「体調が悪いので休みます」と連絡が来ました。休んでもいいですか?ではなく、「休みます。」です。
親の顔が見てみたいとは、こういうときに使うんですね。本当に見てみたかった。
なんで思ったかというと、その子が休んでいる間に勝手に息子の部屋に入り、過去のアルバイト先や派遣で世話になった経営者の名刺をみて勝手に電話して、次の働き先を決めてしまっていました。弊社を退社もしていないのに。
何とも思ってないんですよね。親も子も。その社員がいうには、「親父が勝手に話を進めてしまって・・・ そっちに3か月だけ行かないといけなくなってまったので、その間待ってもらえますか?」と言ってきました。ちょうど、高速道を運転中の電話でした。アクセルを踏む右足が床を突き抜けそうでしたよ。

 

起き上がる方法を知らない

 

ちょうど、立ち上げた事業で雇った社員でした。
その青年は頻りに、この事業が失敗したらどうするんですか?僕は、この先どうすればいいんですか?成功しますか?何年で軌道に乗りますか?
「そんなもん、わかったら苦労せーへんわ。だから、目の前の事を一生懸命にやるんじゃ!」と言いたかったけどね。
要するに、転ばないように安全に安全に、安定、安定。安定が一番大事。こういう風に育ってきたんだろうな。と思いました。
文部科学省も、ようやく気付いたようですね。アクティブラーニングの重要性を。
僕の子供の頃って、ガキ大将がいてその下に序列のように並んでいて、自分を守るために考えて組織の中でどう溶け込むかを自然と考えていたと思います。
親の目なんて、まったくと言っていいほど届いていない世界です。勿論、少々の事では親になんて言いません。自分で考えることが日常です。そんな中で、転んだら自分で起き上がるしかないですよね。だって、誰も助けてくれないんですから。

 

大事なのは、起き上がること


講演会で講師の先生がおっしゃっていました。転び慣れていないんです。だから、起き上がる方法を知らないんです。
これかーーーーーー!と思いました。
その先生曰く、「わざとでもいいから、足を引っかけてでもいいからコケさせてください。大事なのは、起き上がること。」
七転び八起き
このことわざって、すごくないですか?先輩たちの経験ってすごいですね。

では、よい一日を!

 

 

 

 

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吉田 旭伴
1978年兵庫県西脇市生まれ。大阪の某テーマパークで8年間火だるまになり、水に飛び込みスキンヘッドになり、そんな仕事から、30歳を機に新聞販売業に飛び込んだ。そこから、7年間いろいろな販売店で様々な人と仕事をしてきた中で、感じたこと、学んだこと、失敗したことを発信していきます。そんな中で、夢新聞と出会い自分の仕事観、人、家族に対する考え方も影響を受けました。 そんな夢新聞認定講師としても活動しつつ、いろいろなことに挑戦中です。
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